失職と出直し選挙への出馬を表明した斎藤知事は、27日、知事として最後の登庁の日を迎えました。
パワハラなどの疑惑を巡り、県議会で不信任決議が可決された斎藤知事は、26日の会見で、今月30日付で自動失職し、出直し選挙に臨むことを表明しました。
一夜明け、最後の登庁日となった27日、今の心境を明かしました。
【兵庫県 斎藤元彦知事】「吹っ切れたじゃないですけど、ふっとした思いと、これから組織や政党の支援がない中で(選挙を)やっていこうとしていますから、厳しい道のりになるので、歩み切れるように何とかしていきたい」
午後からは知事最後の公務となる政策会議で幹部職員への挨拶が予定されています。
兵庫県知事選挙は、11月10日か17日になる見込みで、自民党や日本維新の会が独自候補の擁立を目指しているほか、医師で無所属の大沢芳清さんが出馬を表明していて、共産党が推薦を決めています。
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