ガザ地区の難民キャンプ出身のアブラエーシュ博士は、パレスチナ人として初めてイスラエルの病院で働く医師となり、産婦人科医としてイスラエル人とパレスチナ人両方の赤ちゃんの誕生に携わってきた。
2009年、自宅がイスラエル軍の砲撃を受け、3人の娘と姪を失った後も「わたしの娘たちが最後の犠牲者になりますように」と共存を訴える博士の姿は感動を呼び、自伝『それでも、私は憎まない』(2014年 亜紀書房)は世界的ベストセラーとなった。
ドキュメンタリー映画「私は憎まない」の公開(10月4日アップリンク吉祥寺)にあわせ来日する博士の会見を行った。
司会 出川展恒委員 日本記者クラブ企画委員 (NHK)
通訳 長井鞠子 (サイマル・インターナショナル)
コメント