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上川陽子外務大臣会見記録(要旨)
《令和6年8月30日(金) 12:07~12:22 於:本省会見室》
【主な項目】冒頭発言:
(1) 台風10号
(2) 上川大臣の日豪「2+2」出席
【質疑応答】
◯中国軍機による領空侵犯
◯ウクライナ情勢(ゼレンスキー大統領による戦争終結案の提示)
◯プーチン大統領のモンゴル訪問
◯TICAD閣僚会合(西サハラ参加問題)
◯自民党総裁選(外交方針)
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◯冒頭発言:
(1)台風10号
【上川外務大臣】私(上川大臣)から、2件ございます。
まずは、1件目です。
非常に大型の台風が、日本列島を縦断しています。線状降水帯による浸水被害など、各地で発生しております。道路、鉄道、航空の各交通機関や、電気・水道といったライフ・ラインにも、多大な影響が出ております。国民の皆様の不安は、いかばかりかと思っておりますが、命を守る行動をお願いいたします。既に死傷者や安否不明者も生じていると承知しております。お亡くなりになられた方々に、心からお悔やみを申し上げるとともに、被害に遭われた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
(2)上川大臣の日豪「2+2」出席
【上川外務大臣】2件目でございます。
諸般の事情が許せば、9月4日から6日まで、私(上川大臣)は、11回目となる日豪外務・防衛閣僚協議「2+2」に出席するため、豪州を訪問します。私(上川大臣)が外務大臣に就任して以来、初めての豪州訪問となります。
我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、価値を共有する同盟国・同志国との安全保障協力の強化は不可欠であります。こうした観点から、私(上川大臣)は、先月に、米国及びフィリピンと、そして先日にはインドと、それぞれ「2+2」を実施いたしました。来週の豪州と合わせ、この2か月で、4か国との「2+2」の開催は、厚みを増す我が国の安全保障政策を体現しています。
豪州は、戦略的利益の一致を土台に、「自由で開かれたインド太平洋」、FOIPの実現のために、緊密に連携を深める特別な戦略的パートナーであります。 今回の「2+2」では、木原防衛大臣と共に、ウォン外相、そして、マールズ副首相兼国防相と、安全保障環境における戦略課題について、率直な意見交換を行う予定でございます。特に、次の2点について、焦点を当てて臨みたいと思っております。
第一に、かつてなく広範かつ強固となっている日豪の安全保障協力の深化・拡大であります。新たな分野での協力や、日豪米での連携など、両国間の協力関係を、たゆみなく強化していく考えであります。
第二に、FOIPの実現に向けた日豪協力の推進です。日豪が、同志国連携の中核として、地域のパートナー国へ、共に関与しつつ、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて取り組む具体的方向性を議論してまいる所存であります。
さらに、今般の訪問の機会に、日豪外相会談も実施し、二国間関係や地域情勢についても議論してまいります。
私(上川大臣)からは、以上です。
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(続きの文字情報は、https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/kaikenw_000001_00077.html をご確認ください。文字情報として全文記載しています。)
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