“東京都の顔”を決める東京都知事選挙の告示まであと6日となった14日、挑戦者と語る蓮舫参議院議員と、挑戦を受けて立つ現職の小池都知事が、同じ時刻に会見を行いました。それぞれ何を語ったのでしょうか。
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14日午前8時頃、東京・北千住駅。朝から精力的に活動を行っていた蓮舫参議院議員が繰り返し訴えていたのが、「挑戦者」という言葉です。
蓮舫参院議員
「ぜひ皆様方に挑戦者としての蓮舫、背中を支えていただきたい。蓮舫からは挑戦者として皆様方に思いを書いたビラをお配りしています」
その蓮舫氏が挑む現職・小池都知事との「戦い」について聞いてみると…
蓮舫参院議員
「戦いがいがあると思います。とってもとっても、大きくて強い方だと思いますけど、私は挑戦者ですから。朝から皆様方にエールをいただけることも、強みになっているので頑張りたい」
小池知事
「おはようございます」
一方、「挑戦を受ける側」の小池都知事は14日、都庁でデジタル技術のイベントに参加しました。
小池知事
「この技術によるイノベーション（革新）、またインクルーシブ（包摂的）な東京を世界へと発信していきたい」
ここでは都知事選について語ることはありませんでした。
◇
こうした中、14日午後2時、同じ時間にそれぞれの会見が行われました。
──蓮舫氏にはない小池知事の強みは？
小池知事
「発想力とまとめ力と実行力だと思っております」
◇
蓮舫参院議員
「この夏の結果次第で約束するのは、私自身を疑われることのないように、政治資金パーティーは行いません。信頼される政治を東京都から実践していきたい」
◇
──蓮舫氏は小池都政をリセットすると発言している。リセットされた場合、都民への影響は？
小池知事
「困るんじゃないですかね」
──副知事じゃダメですか、という質問にどう答えるか？
蓮舫参院議員
「ありがとうございます。副知事じゃダメです。知事でなければいけないと思います」
◇
こうした中、注目されているのが、都知事選で訴える公約の中身。いつ発表するのでしょうか。
小池知事
「18日が大安なので、その日に発表しようかなと思っております」
18日に発表する考えを示した小池都知事。一方の蓮舫氏は…
蓮舫参院議員
「わたし自身の具体的な公約、こういう東京にしたい、もっと東京をよくしたいという政策は、来週早々に発表させていただきます」
発表の時期について「来週早々」と述べるにとどめました。
20日に告示され、7月7日に投開票が行われる都知事選。小池氏・蓮舫氏のほか、広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二氏や元航空幕僚長の田母神俊雄氏など、これまでに約50人が立候補を表明しています。
（2024年6月14日放送「news every.」より）
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